Message

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私たちの想い

Our Story

『ももの木』は、看護師の管理者と、理学療法士の代表取締役の2名の兄妹で2015年に設立されました。その誕生の理由と私たちの思いについてお話しいたします。

兄妹には、子供のいない叔母がいました。

叔母は50歳で子宮頸がんを発症、その後の治療、再発を経て52歳で旅立ちました。当時は在宅医や訪問看護ステーションなども少なく、在宅で治療を受けるという選択肢が多くありませんでした。

最後まで癌との闘病を選択し、病院で最期を迎えることになった叔母でしたが、たくさんのことを教えてくれました。

 個々の患者さんの生き方(Lifeways)をとらえ、その人らしい人生を過ごせられるよう、個別的に支援していくことの重要性、再発後の恐怖や不安、治療に伴う苦痛に耐えている患者さんの苦悩の世界をしっかりと感じ取ること、また、患者さんがどのように病状を受け止め、どのような不安を抱いているのか気持ちの表出を促し、訴えをじっくり聴く医療者の姿勢が重要であると感じました。


右は叔母が目標にしていた姉の誕生日を祝う一場面です。
この10日後に叔母は旅立ちました。

叔母が目標にしていた姉の誕生日を祝う一場面です。
この10日後に叔母は旅立ちました。

このような兄妹の経験から、病気や障害があっても自宅で安心して暮らせる世の中を作りたい。そんな気持ちで、叔母の名の「ももの」をもらい、「ももの木」と名付け、ももの木訪問看護リハビリステーションは誕生しました。

そんなステーションも開設から9年が経ち、従業員も50名を超える大所帯になりつつあります。

設立後、約5年でももの木がどのような世界を目指すのかを、下記の通り、『Vision』、『Mission』そしてそれを実現するための行動指針を『Our Value』として定めました。

今後も利用者様の人生(Lifeways)の1ページのお手伝いができるように、兄妹力を合わせて精進して参ります。

 Vision

病気や障害があっても、安心して暮らせる街を創る

 Mission

いま、ここで生きる。を叶える総合ケア

ももの木は、「いま、ここに生きる。」と決めた人の想いを受け止め、生きる意味を共に考え、心を支え、すべての職種が協力し、望む生活を叶えることで、ともに成長する総合ケアを目指します。

 Our Value

前向き思考
私たちは、物事をプラスに捉え、正解がない課題でも積極的に問題解決に取り組み、利用者の気づかぬニーズを発見し、叶えたい生活に導きます。

家族であれば
私たちは、「もし自分の家族だったら」どうするのかといった姿勢で、医療、介護を実践します。

先端をゆく
ニーズに応えて叶えたい生活に導くために、先端の情報を獲得し提供します。

感謝する
感謝と利他の心を持ち、社内・社外のメンバーと協力し、お互いを信頼、尊重し合えるチームを構築します。

成長する
変化を恐れず、挑戦し続け、仕事を通じて自らが成長し、自己実現をめざします。