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ももの木訪問看護リハビリステーションの名前の由来について
いつもお世話になっております。
ももの木訪問リハビリステーション、本日で開設から約1カ月半です❗️
開設に際して、お会いする方々に、「なぜ『ももの木』なの?」とよく尋ねられます。
最寄り駅が桃山台だからですかと言われますが、そうではありません(^^;;
今回管理者の看護師と、代表を務めることになりました私は、実の兄妹です。
私たちには叔母がいました。
叔母には子供がおらず、私達が小さい頃から、自分の子供のように本当に可愛がってくれました。
特に私に対して、和歌山の田舎育ちでなりたい職業が見つからず浪人していた私を、全力でサポートしてくれました。
元気が出るようにと、時には、ステーキ入りの一枚1万円のお好み焼きを食べに連れて行ったりしてくれました。
元気が出るようにと、時には、ステーキ入りの一枚1万円のお好み焼きを食べに連れて行ったりしてくれました。
そんな叔母が、子宮頸がんと診断されたのが、約12年程前…
子宮頸部の円錐切除術で一時は良くなったものの、その後再発を繰り返し、腹膜への播種転移のため腸閉塞を併発し、10年前にこの世を去りました。
写真は亡くなる1週間前の様子です。
↑ 長女の誕生日を三姉妹でお祝い
↑看護師3人に囲まれて
最後まで癌と闘う事を選択し、病院で私たち家族に看取られ亡くなりました。
振り返ると、叔母らしい最期でしたが、もしかしたら支える自分達にはもっと出来た事もあったかもしれない… と思う日々でした。
そんな叔母の名前が『桃乃(ももの)』
天国から見守ってもらえるよう、「ももの木」とステーションに叔母の名前をつけました。
これから、団塊二世の私達が団塊の世代の親を看取ったり、介護したりする時代がすぐそこに来ています。
そうなった際に、地域がその人らしさ、その人の生き方「lifeways」を尊重し、最後までいきいきと、暮らしたいところで暮らせる地域になってもらいたい、少しでもそのお手伝いができればと心から願っています。