10年程前、私は末期がんの家族を看取りました。この経験から、当ステーションは、「住みなれた我が家でその人らしい生き方(lifeways)を支援したい」という願いを込めて生まれました。
今、日本では私たちの親世代である団塊の世代が介護を要するようなった場合にどう介護したり、看取っていくのかが課題となっています。時にはご本人やご家族と一緒に泣いたり、大笑いしたり、人と人との温かい関わりを大切にします。「会うたびに元気になれる…。あなたに出逢えてよかった…。」そう思っていただけるよう、愛し愛される信頼関係を築き寄り添っていきます。
大切な方のためにお役に立てることが私たちの「仕合わせ」です。
ももの木訪問看護リハビリステーション
所長 管理者 金澤 孝枝
病院でのリハビリには限界があります。
そう気がついたのは訪問リハビリに携わりしばらくした頃。
ご自宅では、生活に対する意欲がリハビリを後押しします。
訪問にうかがうようになってしばらくした頃、「今まで全然動かなかったのに、最近自分で起きようとするんですよ!」と報告してくださるご家族様。
「諦めていた車に乗れるようになって馴染みの店に行けるようになりました。」と嬉しそうに話して下さる利用者様。
そんな方々の姿が励みになり、関わって良かったと思える瞬間です。
気づけば15年今までお世話になった方への恩返しがしたいと管理者とこの訪問看護ステーションを立ち上げました。
管理者と私は実の兄妹です。
看護とリハビリの兄妹の力を合わせて、本当に心のこもった支援を北摂の方々に届け、少しでもお役に立ちたいと思います。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ライフウェイズ株式会社
代表取締役 金澤篤臣